CM re:Growth 2014 TOKYOでKinesushiとKinesisの話をしてきた #cmdevio

CM re:Growth 2014 TOKYOでKinesushiとKinesisの話をしてきた #cmdevio

Clock Icon2014.12.22

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はじめに

AWSチームのすずきです。 先日12月16日、クラスメソッドの勉強会としてre:Growth 2014 Tokyoを開催しました。

鈴木からスシローさんの「Kinesushi」構築に関わった実経験を元に、Amazon Kinesisの紹介をさせて頂きました。 その内容を報告させて頂きます。

CM re:Growth 2014 TOKYO

発表スライド

発表内容

スケール性

Kinesushiの対象店舗、約200倍の拡張を数日で実現した実例を紹介させて頂きました。

従来のオンプレミスのDCで同規模の拡張を実施する場合、 回線やサーバなどのインフラ確保に早くて数週間、在庫状況によっては数ヶ月単位の時間を必要としました。

IaaSの利用によりインフラの手配時間の短縮出来るようになりましたが、 Amazon Kinesisを採用した基盤では、アプリの改修も抑制でき、より一層のスピード感を目指せる事について紹介しました。

運用性

Kinesisにより障害耐性などの可用性が高まる事が期待出来ます。 また、Kinesisに格納されたデータは24時間以内なら任意のタイミングで呼び出す事ができますので、 メンテナンスなど、平時の安定運用にも繋がっている事などを紹介しました。

分散性

Kinesisに投入(PUT)されるデータは、PUT時に指定するパーティションキーを元に分散保管先となるシャードが決まります。 この機構を活かし、パーティションキーとして寿司ネタを指定する事で、特定の寿司ネタが集中したシャードを作る事ができるなど、 分析処理基盤のMapperとしての可能性について紹介しました。

さいごに

昨年のリリースから1年が経過したAmazon Kinesisについて、これまでと少し違った視点からの紹介をさせて頂きました。

来年もAmazon KinesisとLambdaとの組み合わせなどを初め、よりクラウドネイティブなアーキテクチャの紹介などが出来ればと思います。是非ご期待下さい。

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